性病による耳鼻咽喉科の受診と赤ちゃんへの感染

性病と呼ばれている病気は、基本的に性行為によって、相手がもっていた細菌、真菌、ウイルスなどといった病原体に感染してしまい、その後に症状があらわれるようなものを総称として指したものといえます。
この性病に関してですが、かならずしもおたがいの性器が直接接触したという行為によって感染するものではありません。
たとえば、相手の性器と本人の口のなかの粘膜といった、オーラルな性行為であっても、いくらでも感染はしてしまうものなのです。
そのため、たとえば通常であれば性器やその周辺のかゆみなどの症状が特徴的なクラミジアが、なぜか口の内部で発症してしまっているといったこともあります。

このような場合ですが、まずは症状が出ている部位にあわせて、耳鼻咽喉科を受診して。
検査をしてもらうことになります。
ただし、理由があきらかに性行為である場合、耳鼻咽喉科のほうで、産婦人科などの別の科を受診するように指導されたり、紹介してもらえたりすることもあります。
いずれにしても、耳鼻咽喉科であっても産婦人科であっても、治療の方針そのものにかわりはなく、たいていは抗生物質のようなものを投与してもらって、病原菌の増殖を抑制するというかたちになります。
診察を受ける赤ちゃん
もしも家庭に赤ちゃんがいる人がこうした性病にかかってしまった場合ですが、やはり感染のおそれはあります。
できるだけ接触を避けたり、場合によっては赤ちゃんのほうも診察してもらうということが必要になるかもしれません。
特に、口内の症状ということであれば、のどの腫れなどの、一見するとかぜのような症状を呈することがあります。
素人では容易に判断がつかないということがあり得ますので、専門の医師の診察がぜひとも必要になってきます。